今回は、広報・企画課の上利がお届けします。
スマホのニュース欄を流し見していて、水族館巡りが趣味の私の目にある記事が飛び込んできました。
それは、現在、日本で見ることができるラッコが、わずか3頭しかいないという記事。
世界的に急激に頭数を減らしているラッコの輸入が1990年後半に禁止となり、
現在ラッコを見ることができるのが、福岡:海の中道マリンワールド、三重:鳥羽水族館の2か所だけとなっていたのです。
(千葉:鴨川シーワールドにも1頭いるようですが、現在は展示はされていません。)
日本であまり見ることができない動物の代名詞であるパンダが13頭なのだから、その希少さは言うまでもありません。
デフォルメされたラッコのキャラクターはよく目にすると思いますが、本物のラッコの大きさは、皆さんが想像しているより大きく、成体になると1~1.5mにもなります。
ただ、どれだけ大きくても、その愛くるしさは変わりません。
見た目の可愛さもさることながら、その動作がいちいち可愛らしく、おなかに貝をのせて割る際、何度も失敗し、その度に拾いに行く姿はたまりません。
コロナが落ち着いたら、みなさんもぜひ実際のラッコを見に行ってみてください。
ちなみにラッコがいる鳥羽水族館では、日本で唯一、ジュゴンを見ることもできるんですよ。